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桔梗製作記 SSC塗料の巻

.09 2009 「桔梗」製作記 comment(0) trackback(0)
「スーパーサウンドコーティング」略して「SSC」。

これは、バックロードホーンのエンクロージャでおなじみの長谷弘工業さんが販売されているMDF用音質改善塗料ですが、そのネーミングの通り、「コーティング」するための塗料です。

「コーティング」というと、素材の表面に塗料を塗りかさねていくイメージがありますが、SSC塗料はその逆で、素材表面から内部に浸透していくタイプの塗料です。
(素材に「塗料の層」をつくるという意味では、どちらも「コーティング」ですね(^^)

また、SSC塗料はいわゆる「ガラス塗料」で、MDF内部に浸透したガラス成分がMDFの繊維と結びついて、浸透した部分が強固になるそうです。

SSC塗料の浸透していく深さですが、MDFの平面部分(板の裏表のつるっとした部分)では0.5mm~1mmぐらいでしょうか。
これは塗りかさねる回数や塗る量によってもかわるかもしれませんが、だいたいこんなもんだと思います。

木口や加工した部分の場合はどんどん浸透しますので、もうすこし深くまでいくと思いますが、MDFの中心部分までいくわけではありません。

つまりSSC塗料の効果は、MDFの表面から深さ1mmぐらいまでを「強固にする」ということです。

ところでMDFを加工されたことがある方はご存じかもしれませんが、MDFの内部は「木」というよりも「圧縮された紙」に近い感じです。
(スーパーなんかで「たまご」を買うと紙パックにはいっているものがありますが、あんな感じの紙に似てません?(*^_^*)

いく層にもつみ重ねられた紙のようなパサパサの内部構造は、「強固な組織とはほど遠い」感じです。

でも、実はこの事がとても重要ではないかと思っています!(^^)!

つまり「外側カチカチ、内側パサパサ」の構造がいいのではないか。

カチカチの部分は音(振動)が伝わりやすく、パサパサの部分は吸音するのではないか。

そうだとすれば、SSC塗料が浸透してカチカチになった表面を音(振動)が瞬時に伝わって広がり、内部のパサパサの部分ですぐに吸音するというシステムができあがっているとも考えられるのです。

その結果、とくに「音のたち下がり」が早くなって、無駄な振動がエンクロージャに残りにくくなり、すっきりとした自然な音になるのかもしれません。

これは、2枚の板のあいだに砂を入れる「砂入りバッフル」と同じ原理ですね(^-^)

そう考えれば、MDF以外の、たとえば単板や合板では内部の状況がちがう(内部がしっかりしている?)ので、同じ効果は得られないのかもしれません。

このあたりはまだ実験していないのでなんともいえませんが…。

ということでSSC塗料を側板の内側に塗っていきます。

SSCを塗る

気持ちいいぐらいに塗料がMDFに吸い込まれていきます(^O^)

SSC バッフル

SSC塗料は、塗装後24時間は動かさない方がよい(動かしてはいけない)そうなので、まる一日以上ほったらかしておきます。

次回はカシューについてお話しますね(^_-)
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