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N.D.R.システムの概念 その2 「ユニット配置」

.05 2010 N.D.R.システム comment(7) trackback(0)
N.D.R.システムは、三角柱(あるいは三角錐)の各側板にそれぞれA,B,Cのユニットを設置し、それらを同相で動作させます。

N.D.R.ユニット配分

ここで、通常ならばA,B,Cのユニットには同じ構成のものを使って、同じ音圧レベル(音量)で動作させたいと思いますよね? 思いません?(^‐^)
理屈的には、そのほうが 「点音源」 に近い感じで動作しますので、普通は誰でもそう考えると思います。

でもN.D.R.システムでは必ずしもそうではないようですね。

まず、N.D.R.システムでは 「Aのユニット(青)」 と 「B,Cのユニット(ピンク)」 の音量比を調整できるような回路になっています。

「A」 対 「B,C」、つまり 「直接波」 対 「モノーラル成分+ステレオ成分」 の音量比率をコントロールできるということです。

また、光陽電気さんで販売されていたN.D.R.システムの製品は、A,B,Cすべてのユニットが全く同じ構成になっているものはありませんでした(少なくとも私が知っている範囲ではそうでした)

ここで手元にある資料からわかる範囲で、製品ごとに構成ユニットをご紹介してみますね。

【製品名 D-254】
Aユニット(直接波用) 構成:3WAY
●ウーハー : コーラル10L-60B 
●スコーカー : コーラルMD-60 
●ツイーター : コーラルH-60 

Bユニット(モノーラル成分再生用) 構成:スコーカーのみ
●スコーカー : コーラルMD-60 

Cユニット(ステレオ成分再生用) 構成:スコーカーのみ
●スコーカー : コーラルMD-60 

【製品名 D-203】
Aユニット(直接波用) 構成:2WAY
●ウーハー : フォステクスFW-200
●ツイーター : フォステクスFD-55

Bユニット(モノーラル成分再生用) 構成:ツイーターのみ
●ツイーター : フォステクスFD-55

Cユニット(ステレオ成分再生用) 構成:ツイーターのみ
●ツイーター : フォステクスFD-55


【製品名 NDR-253】
Aユニット(直接波用) 構成:3WAY
●ウーハー : オンキョーW2088B
●スコーカー : オンキョーMDー1239A
●ツイーター : オンキョーTW-374A

Bユニット(モノーラル成分再生用) 構成:フルレンジ4本
●フルレンジ : フォステクスEP-103 ×4

Cユニット(ステレオ成分再生用) 構成:フルレンジ4本
●フルレンジ : フォステクスEP-103 ×4

【製品名 NDR-166】
Aユニット(直接波用) 構成:フルレンジ+ウーハー
●ウーハー : コーラル6L-17
●フルレンジ : コーラル6F-18

Bユニット(モノーラル成分再生用) 構成:フルレンジ2本
●フルレンジ : フォステクスEP-103 ×2

Cユニット(ステレオ成分再生用) 構成:フルレンジ2本
●フルレンジ : フォステクスEP-103 ×2

これらを見てみると、初期型であるD-254とD-203では、AユニットとB,Cユニットに一部共通のものが使われていますが、後期型にあたるNDR-253やNDR-166では、AユニットとB,Cユニットにはユニットの種類やメーカーまでまったく違うものが使われていますね。

これはどういうことなのか。

どうやらN.D.R.システムは、単なる点音源をめざしたシステムではないようなのです。
このことについては私もいろいろと実験をしていますので、順次検証していきたいと思います。

でも、まあこれはちょっとおいといて(^^;)、次回は先にN.D.R.システムの構造の特徴でもある 「スーパーベースラジエータ」 についてご紹介したいと思います。
「スーパーベースラジエータ」 とは、低域特性を改善するために工夫された独自の構造のことです。
どうぞおたのしみに!(^‐^)
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T.H
はじめましてNDR166改(167風)愛用者です。
166を河野さんに改造してもらいました。
>これはどういうことなのか。
記憶が確かならこれはコーラルのスピーカーユニットが手に入らなくなったから(倒産?)と聞きました。
2010.04.02 08:44
matsu
コメントどうもありがとうございます!\(^〇^)/
NDRシステムのオーナーさんからコメントいただけるなんて、めっちゃ嬉しいです(^▽^)

NDR166(改)をお持ちなんですね!
それも河野さん直々の改造がされているという…凄いです!
チャンスがあれば、ぜひ一度お聴かせいただきたいです(^‐^)

>記憶が確かならこれはコーラルのスピーカーユニットが手に入らなくなったから(倒産?)と聞きました。

そうでしたか!
そんな理由があったんですね。
貴重な情報、どうもありがとうございます!<(_ _)>

今後のブログでも書いていこうと思っていたのですが、私が実験した限り、「必ずしもフロント用のユニットとリア用のユニットを同じにする必要はないのでは?」 という結論に達しておりましたので、NDR166やNDR253のユニット構成は、そのためだと思っておりました。
でも、河野さんに直接お聞きした訳ではないのです。

河野さんにお聞きになられたのであれば、T.Hさんの情報が正しいと思います。
貴重な情報、どうもありがとうございましたm(_ _)m

またNDRシステムのことについて、いろいろと教えてください!
これからもどうぞ宜しくお願いいたします。
2010.04.02 10:56
T.H
お返事いただきありがとうございます。
わたし自身はスピーカーのことはほとんど無知なので詳しいことはわかりませんが、当時を振り返って見ると河野さんは現在で言うサラウンドシステムのようなものを2本のスピーカーで実現したかっただけのように感じます。(理論自体は音の出だしの主軸をそろえる程度のことで。)
ですから必ずしも理論ありきで作られた物でもないようなきもします。
166に関して言えば見た感じとしては2ウエイ+アルファ(ドロンコーンとツイター)と見えます。
主は前面2ユニットでドロンコーンと4個のツイーターは少々音が出ている程度です。また理論的にはBとCですか音を分るようですが、166に関して言えば同じ音を出しているだけです。(ネットワークも。)
すいません素人の意見なのでもしかするともっと奥の深い理論に裏打ちされたものなのかも知れませんね。
もしよろしければ購入当時何かの雑誌に載った河野社長のインタビューが書かれているパンフ2枚ほど(166と167mk2)があるのですが、PDFフアイルにしてメールで送りましょうか。(お持ちのようでもあるようですが。)
当方は千葉県在住ですが機会があればメールでも頂ければお見せできますが、マニアでないので環境は最悪です。(どこか会場でもあば・・・。)
現在ラステームRDA-520と言うアンプで聞いています。

追伸
166改とは166のコーラルフルレンジ6F-18 をオンキョーのw-374Aと言うドームツイターと交換してもらったもので、あわせてネットワークも組みなおしてもらいました。



2010.04.04 13:33
matsu
すごくよくわかるご説明、どうもありがとうございます!(^▽^)

T.Hさんがおっしゃるとおり、「音の主軸をそろえる」 という条件以外は、けっこう自由に設計されているようにも見えますね。

A対B+Cというのは間違いないようですが、製品によってはそれらの比率を調整できない(設計時にすでに調整されている?)ものもあるようです。

私の実験でも、「A>B、A>C、B=C の音量比率の場合が最も自然な音場を形成する」という感じでした。

T.HさんのNDR166改も、「主は前2ユニットで、BとCのツイータは音が出ている程度」ということですから、上記の音量比率になっているのかもしれませんね。

「A=B=C」 あるいは 「A<B、A<C、B=C」という音量比率にすると、音場感は強くなりますが、音が引っ込みすぎて現実感が乏しくなってしまいます。

このあたりの調整を、河野さんは各ユニットのもともとの能率差を利用して、アッテネータなしでバランスするように設計されていたんだと思います。

>もしよろしければ購入当時何かの雑誌に載った河野社長のインタビューが書かれているパンフ2枚ほど(166と167mk2)があるのですが、PDFフアイルにしてメールで送りましょうか<

たいへん嬉しいお申し出、どうもありがとうございますm(_ _)m
ぜひお願いできればと思います(^‐^)
お手数をおかけいたしますが、このブログのコメントにT.Hさんのメールアドレスを書いていただいて、送信時にコメント欄のいちばん下にある「SECRET(投稿した内容は管理者にだけ閲覧出来ます)」のチェックをいれて送信していただければ、コメントは私だけに届きます(^‐^)
お送り頂いたアドレスに、折り返し私のアドレスを送信させていただきます。

お手数をおかけいたしましてごめんなさい。
どうぞ宜しくお願いいたします<(_ _)>
2010.04.04 20:44
-
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2010.04.05 11:31
matsu
コメントありがとうございます!
T.Hさんとの連絡用に、T.Hさんのメールアドレスをおしえてください。
宜しくお願いいたします<(_ _)>
2010.04.05 14:50
-
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2010.04.07 14:45

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