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あたらしいユニット入手!

.29 2009 【スピーカー】 comment(6) trackback(0)
ここ2~3ヶ月は他の方が作られたスピーカーシステムを聴かせていただく機会が多かったと思います。

豊田高専放送研究部さんの「五稜」をはじめとするたくさんの自作システム、鈴木さんのMCAP型システムの数々、大山美樹音さんのバックロードホーンシステムの数々、そしてSAWADA AUDIOさんのタンノイやAXIOM80など…。

それぞれの試聴記については過去のブログでもご紹介させていただきましたが、これらの経験のなかで気になり始めた事があります。

それはユニットの 「口径による表現の違い」 という事です。

私もこれまでいくつものシステムを作ってきました。
そのほとんどは、口径10cm以下のユニットをメインに使ったシステムです。
いわゆる 「小口径」 のシステムですね。

音質的にも音量的にも、せまい自宅で聴くぶんには 「10cmぐらいで十分かな」 と思っていたからです。

ところが大山美樹音さんのところで聴かせていただいた20cmユニットを搭載したシステムや、SAWADA AUDIOさんの15インチ(38センチ)ユニットを使ったシステムの音は、小口径のユニットのシステムにくらべて明らかに表現力がちがう事に気づきました。

「そらぁ ユニットの口径が大きいほうが低域も伸びるから表現力が違うのは当然ちゃうん?」

と思いますよね。
私もそう思っていました。

ところが先日、秋葉原でこんな経験をしました。
あるオーディオ店で、エンクロージャに入れられていない 「ユニットだけ」 の状態で音を聴かせていただいたのです。

聴かせていただいたのは、いずれも口径が30センチ以上ある 「大口径ユニット」 です。
これらはいわゆる 「ウーハー」 ではなく、フルレンジであったり同軸2WAYであったりと、このユニット単体で全帯域を再生できるタイプのユニットです。

ユニットを 「はだか」 で鳴らすと、当然ですが低域がなくなります。

もちろん大口径ユニットの場合は振動板によるバッフル効果や空気のグリップ力が大きいことなどから、小口径ユニットをはだかで鳴らすよりは低域を感じ取ることはできますが…

この状態で聴いた音は、実際は 「低域が伸びていない」 にもかかわらず、「低域の表現力がある」 と感じるものでした。
なんとも不思議な感じです。

「低域の表現力」 というのは抽象的な言い方ですが、「低域の質感と雰囲気がよく再現される」 といえばいいんでしょうか。

コントラバスなどの低音楽器はもちろん、ファゴットやバスクラリネット、トロンボーン、バリトンサックスなどの中低音楽器でも質感がリアルなのです。

これらの表現力は 「エンクロージャにちゃんと入れた小口径システム」 よりも勝っていました。

小口径ユニットを使ってシステムを作っていたときには、調整にいくら時間をかけても 「音に何か足りない」 というような感じがいつもありましたが、それが 「低域の質感と雰囲気」 だったのではないかという事に今さらながら気づきました。

お店の方にこの事をお話したところ、
「低域の質感や雰囲気の再現には、振動板の振幅が小さくないとむずかしい」
とおっしゃったのです!

「振幅を大きくして低域を稼ごうとすると、これらの表現は難しくなります」
とも!

これは私にとって大きな言葉でした。

以前からうすうす感づいていた 「大面積小振幅の音と、小面積大振幅の音では音質が違うのではないか」 ということへの明確な回答です。

オーディオに精通されている方から見れば周知の事なのかも知れませんが、私はこのとき知りました(^‐^;)

そうとわかれば、大口径ユニットを使って実験をしていかなければなりません。

で、購入したのがコレ!↓

SICA Z007360 俯瞰図

これはSICAというイタリアのメーカーのユニットで、Z007360という12インチ(30cm)フルレンジです。

SICA Z007360 上面

まんなかにサブコーンがついているもので、コーンはコルゲーションのないプレーンタイプです。

振動板は薄く、とくにエッジ近くはかなりやわらかい感じです。
ある程度、振動板が 「しなる」 ようになっているのかもしれません。

12インチをこえるフルレンジは数機種あるようですが、このZ007360はダントツに低価格です(^‐^)
実験にはもってこいですね。

「高能率」 ということもあって、音はかなり繊細です。
弦楽器、管楽器がとくにリアルです。
ボーカルも悪くありません。

でもこれはユニットを 「はだかで鳴らしている場合」 なので、エンクロージャに入れるとまた一変する可能性がありますね。

というのも 「大口径ユニットは小口径ユニットにくらべてエンクロージャの影響をうけやすい」 とお聞きしたからです。
これは 「ヘタなエンクロージャに入れると、かえって音が悪くなる」 ということなんでしょう。
ちょっとビビリますね。(^^;)

実はエンクロージャの設計はすでにできていて、あとは製作するのみです。

来週より作業にとりかかりますので、ブログ更新が犠牲になると思います(コラ!)

製作記は完成後にご紹介させていただきますので、気長にお待ちいただければ嬉しいです。(^‐^)
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