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「五稜」試聴会 IN SAWADA AUDIO! 「試聴会編」

.23 2009 試聴会 comment(0) trackback(0)
豊田高専放送研究部さんの「五稜」は、vifa製の口径10cmのミッドバスとHivi製の2.5cmソフトドームツイーターを備えたシステムです。

SA 五稜 ユニット


ミッドバスには高域カット用のネットワ-クは挿入されていませんので、フルレンジに近い使い方ですね。
ツイーターはコンデンサのみのハイパスフィルターが挿入されています。

上の写真のように、STEREO誌のコンテスト後にミッドバスの振動板には「テープによる重り?」が貼られたようです。
またコンテストで審査員からアドバイスのあった「コンデンサの容量」についても変更されたとのこと。

つまり、コンテストのときよりもさらに「グレードアップしている」ということなのです(^‐^)

さっそくSAWADA AUDIOさんの音楽喫茶「音楽の森」店内に「五稜」をセッティングします。

SAWADA AUDIO 五稜とコーヒー
(ちょっとわかりにくいですが、テーブルの奥に「五稜」が見えますね。コーヒーセットはもちろん「私」のためのものです(^‐^)

ここで試聴に使わせていただいた機材をご紹介しておきましょう。

アンプは300b真空管を使ったもので、キット製品をSAWADA AUDIO独自の技術でチューンナップされたもの。↓

SAWADA AUDIO 300bアンプ

そしてCDプレーヤーはZanden社製の「MODEL 2500」です。↓

SAWADA AUDIO MODEL 2500 CDP

試聴曲は澤田さんのコレクションの中から選んでいただきました。

まずはベートーヴェンのピアノ曲集から。

ピアノの音に透明感があっていい感じです(^‐^)
低域も10cmユニットの音とは思えませんね。
大きな音で鳴らしても十分余裕がありました。

また「音場感」がすばらしい!
ピアノの音が立体感を伴って定位します。

音がでたとたん、澤田さんが「いい音だしてるねぇ!」「良く調整されている音だ」とおっしゃいました。

「これ豊田高専の学生さんが設計、製作されたんですよ」と説明すると驚いておられたようです。

音の比較のために、同じ曲を「サワダ タンノイ」↓で聴くことにしました。

サワダタンノイ
(TANNOY製HPD385A 38cmユニットを使ったSAWADAオリジナルシステムです)

ピアノの音自体がかなり違う印象ですね。

「サワダ タンノイ」の音は実物のピアノにきわめて近い音色です。
生音の雰囲気が伝わるといえばいいんでしょうか。
以前、MCAP型システムの設計者である鈴木さん宅で聴かせていただいた、Feastrexのユニットの音に近い感じがします。

システムの大きさゆえか「五稜」よりも音像は大きく感じますが、実在感があります。

次にグッドマンのaxiom80を搭載したシステムでも同じ曲を試聴しました。↓

Axiom80

ピアノの音がずいぶん違う感じに聴こえます。

サワダ タンノイが「生音っぽい」とすると、グッドマンは「オーディオっぽい」音なのかな?

音に独特の強調感があるのですが、これが「好きな人にはたまらない音」なのかもしれませんね。

次にかけたのがタンゴの曲(ダニエル・バレンボイムによるタンゴ集)。

特にアコーディオンとベースの音が見事に録音されているアルバムで、音チェックにはぴったりです。

「五稜」での再生では音場の雰囲気はバツグンで、空間を感じる録音です。
躍動するベースの音もよく再生されていました。

「サワダ タンノイ」での再生では、「いや、参りました<(_ _)>」 というしかない音です!
特にベースの音の質感が素晴らしいこと!
こんな音はなかなか聴けません。

このあとは「混声合唱」、「JAZZピアノ」、「パイプオルガン」の曲で聴き比べをしました。

どのソースでも「五稜」の空間再現力、音場感はすばらしいものがありました。
「小口径は音場感がいい」ということをあらためて実感しました。

一方、「サワダ タンノイ」は音色がきわめて実物に近いので、生演奏の雰囲気がとてもよく出るのです。

空間的な「音場感」がそれほどあるわけではないんですが、「現実感」といえばいいんでしょうか、そんな感じが実に良くでています。

このあたりはすごく勉強になりました。

小口径システムの音場感は生演奏の雰囲気をうまく再現しますが、大口径システムであっても、生音に近い再生ができれば生演奏の雰囲気は再現できるということです。

これは私にとって新たな発見です\(゜〇゜;)/

私は今まで、いわゆる「音場型」とよばれるシステムを研究してきたんですが、それは「生演奏の雰囲気を再現したい!」と思っていたからです。

でも、「音色を正確に表現できれば生演奏の雰囲気はちゃんと再現できる」という事を、今回の試聴で思い知りました!

また、澤田さんが「小口径のシステムではどう調整しても「音に足りない部分」がでてきてしまう。」とおっしゃっていたのがとても印象的です。

この「足りない部分」というのは、単純に「低域の伸びが違う」とかいうようなものではない気がしますね。
いったい何なんでしょう??

ユニットの口径のちがいで音色の印象は違うんでしょうか?

今後は「小口径と大口径の音色の違い」も研究したいと思います。

でも、こういうことがわかるのも「五稜」の設計と調整がハイレベルだったからだと思います。
大ベテランの澤田さんに「良い音」と言わしめた豊田高専さんの製作レベル、そして設計者である森さんの力はやっぱりすごいですね。

豊田高専放送研究部のみなさん、森さん、そして澤田さん、お世話になりました。
これからもどうぞよろしくおねがいします<(_ _)>

いよいよ「五稜」は今月中にお返しします。
長い間、どうもありがとうございました。
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