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桔梗製作記 天板の面取り 作業編

.14 2009 「桔梗」製作記 comment(0) trackback(0)
ずいぶん空きましたが、天板の面取り加工のつづきです。
あまりに空いたんで、もう忘れましたよね(^‐^;)
思い出すためには10月2日のブログをごらんください。

前回は面取りの角度をCADをつかって計算しました。
ここからはアナログな「手作業」です(^‐^)

桔梗 天板カットモデル 背面板との角度

上図は面取りの寸法図ですが、ちょっとわかりにくいので説明しておきます。

左から出ている「白いかたまり」は「天板の断面」です。
この板の右端が「木口(こぐち)」で、木口はすでに約58度に斜めに切り落とされています。

ここに10.00mmの深さに面取りをすると、図のような断面形状になります。
白い実線で囲まれた「三角形の部分」が面取りによって切り落とされる部分です。

さて、ここまでわかったら加工はできそうです。
もちろん面取り部分は変則的な角度なので、市販のトリマ刃は使えません。

ではどうするか。

面取りしたい部分だけを露出させて、サンダーで削り取ることにしました(^‐^)

そのための「ジグ」が下図のオレンジ色の部分です。

桔梗 天板カット! ガイドウェイ
(図は断面なので、ジグの全体の形は「三角柱」になります)

ジグは面取り部分の左右に2本必要です。

ジグ断面の三角形のひとつの角度が、それぞれ「59.68度」と「62.16度」になるように作って両面テープで貼り付ければ、図のように「削り取りたい部分」を露出させることができますね。

図だけではなかなかわかりづらいですが、写真をみればすぐにおわかりいただけると思います↓

桔梗 天板カット! ガイドウェイ 写真
(なにやら数字が書いてある板がジグです)

あとはジグから出ている部分をサンダーで削ればOKです。

桔梗 天板カット! サンダー
(写真はバッフルと天板のあいだの面取りです)

そしてこの方法で前と横の2面を仕上げたところです↓

桔梗 天板カット! 2面仕上げ

左が天板すべてに面取りをしたもの、右はまだ面取りしてないものです↓
面取りするとずいぶんいい感じになりますね(^‐^)

桔梗 天板カット! 仕上がり

次回はエンクロージャのあしもとに「溝」を彫っていきます。

この溝、単なるデザインだけのものです(^^;)
それでもおたのしみに!(^‐^)
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桔梗製作記 天板の面取り 設計編

.02 2009 「桔梗」製作記 comment(0) trackback(0)
天板の面取りですが、これが意外と難関だったりします。

なんで難関かというと、天板が水平ではなく傾いているからです。

もしこの五角形の天板が水平だったら、天板と側板との角度はみんな90度です。
この場合は面取りの角度は45度になるので簡単です。

ところが天板が傾いていると、五角形の各辺における天板と側板との角度はそれぞれ違ってきます。

ということは、面取りの「角度」もそれぞれ違うということです。

それではいったいどうすればいいのか?

あまり考えてもわからないので(^^;)とにかく設計してみます。

まず基準となる面取り寸法を決めます。

天板の前面の部分で、下図のように角から10ミリずつ内側に入った線で面取りすることにしました。↓

桔梗 天板 面取り バッフルと

これを基準にして、面取りのラインがそろうように五角形ぐるりの面取りをしたのが下図です。↓

桔梗 天板 面取り1
桔梗 天板 面取り2

面取りの角度が辺によって違うのはもちろんですが、面取りの「幅」もずいぶん違いますね。

さあ!それでは各辺の面取りの角度を測っていきましょう。

こういうときにCADで設計した事が生きてきます。
CADでは知りたい部分の角度や寸法を測ることが出来るからです。

わかりやすいようにカットモデルをつくってみました(^〇^)↓

桔梗 天板カットモデル 1

カットした断面部分の各寸法です。↓
天板側、側板側との角度は同一ではなく、それぞれ「びみょー」にちがうことがわかりますね。

桔梗 天板カットモデル 側面板との角度

背面側板と天板の面取り部分のカットモデルです↓

桔梗 天板カットモデル 2

そして寸法です↓
やはり角度、切り込み位置ともに同じではないですね。

桔梗 天板カットモデル 背面板との角度

ここまでわかればなんとかなりそうです。

加工方法もおぼろげながらイメージできてきました。

次回はいよいよ加工作業をご紹介します。おたのしみに!(^‐^)

桔梗製作記 天板のとりつけ

.26 2009 「桔梗」製作記 comment(6) trackback(0)
たいへん永らくおまたせしました(^‐^;)
「桔梗製作記」復活します。

前回は天板部分の「斜め切り落とし」まで進みましたね↓(もう忘れました?(^^;)

桔梗 天板カット後! 2

手引きノコで切り落としたので、切り口はすこしガタガタしています。
平面性もでてません。

このままでは天板がきれいに接着できないので、ヤスリ掛けをします。

「平面性」を出すためには、断面部分を一度に(同時に)ヤスリ掛けするのが一番ですが、そんな大きなヤスリはないのでつくります。

といっても別にむずかしいものではなくて、大きめの板に紙ヤスリを貼り付けただけのものです。

貼り付ける板が反っていたんでは意味がないので、余っていた21mm厚のMDFで作りました。
これに市販されているサイズ(230mm×280mmぐらい)の紙ヤスリの240番を両面テープで固定しました(ヤスリの写真は撮り忘れましたのでありません)

ヤスリを掛けるときは直線往復運動ではなくて、ヤスリをぐるぐると回す感じで掛けました。
こうするほうが「平面性」は出しやすいようです。

作業は思っていたよりも早く、一本あたり15分程度で仕上げることができました(^‐^)

それでは天板を作っていきましょう。

天板は現物合わせでつくります。

必要なサイズよりも大きめの板を切り口の上に乗せて、そこに側板の輪郭をエンピツでなぞって写します。
そして、その線よりもちょっと外側をノコ盤で切り落として、だいたいの形にします↓

桔梗 天板仮のせ
(ここでちょっと一休み。天板をガムテープで仮留めして、とりあえず音をだしてみました。天板がバリバリに振動してビビるので、フォックシートを気休めに乗せてみたところ、わずかにマシになりました。やはり天板部分にはかなりの音圧がかかるようなので、仮留めではムリですね)

天板の裏側全体にSSC塗装をしたあと1日以上放置。
そのあとエンピツでなぞった線から板厚分内側に線を引き、その部分にカシューを塗装します↓

桔梗 天板カシュー塗装

2日ぐらい放置してカシューが乾いたら、位置に注意しながら本体に接着します。
丸1日以上経って接着剤が乾いたらいよいよ仕上げていきましょう。

天板はおおまかなサイズに切ってあるので、縁の部分が出っ張って残っていますね。
まずこの部分をきれいにしていきます。

木工技術のある方は、どうぞ「カンナ」を使ってください(^^;)
私は「トリマ」を使うことにします(なんで?)

で、こんなもんを考えてみました↓

桔梗 トリマカンナ

名付けて「自動面だしカンナ」!

21mm厚のMDFで作った簡単なトリマ用のジグですが、これがけっこう重宝します。

トリマの刃先をジグ底面と面一(つらいち)にセットして、このように↓使います。

桔梗 トリマカンナ使い方

このままグリグリと天板のはみ出している断面部分を削っていくだけです。
ジグが浮き上がらないようにさえ注意して作業すれば「あっ」というまに削れます。

カンナのような高度な技はいりませんね(^‐^)

これですべての面を仕上げればOKです。

次回は「天板の面とり」を行います。
この「面とり」、けっこうやっかいです(^^;)

桔梗製作記 天板の斜め切り! 後編

.29 2009 「桔梗」製作記 comment(2) trackback(0)
さあ、切断の準備はできました。

ところで、以前のブログで「ノコ刃にアサリがないから好都合」みたいなことを書きましたね。

では「アサリ」とはなにか?

ノコの「刃」の部分が少し「外側に反っている」ものがありますね。

このような状態の刃を「アサリがついている」といいます。

ノコ刃を上から見ると、刃が左右に交互に反りだしている状態といえばいいんでしょうか。

これはノコで木を切っていくときに、ノコ刃の厚みよりも切り口の幅を広くするためのもので、これによって木屑の排出がしやすくなったり、切っていくときにノコ刃の「刃」以外の部分が木にこすれて動かしにくくなることを防いでいます。

で、「アサリがない」というのは、「刃」の部分とそうでない部分の幅が同じということです。

マイターボックスのようなガイドを使って切る場合、刃が反りだしているとゲージを削ってしまいますし、刃の部分だけが幅が広いので、ガタガタしてしまいますね。

ですから、ゲージを使う場合はアサリのないノコのほうが都合が良いわけなんです。

ノコも自作マイターボックスも、使うのは初めてですがいきなり本番に臨みます(^‐^;)

ではカットの様子を連続写真でごらんください(^^;)

桔梗 天板カット! 1
(緊張の一瞬!意外とすんなり切れる!MDFはやわらかいので手引きでも楽ですね)

桔梗 天板カット! 2
(刃がマイターボックスから飛び出さないように慎重にうごかします)

横から見たとこ(撮影用なので手に力がはいってませんが…(;^^)↓
なんかマジックショーの「美女切断」みたい。

桔梗 天板カット! 3

そして切り終わりました!↓オメデトウ\(^〇^)/

桔梗 天板カット! 4

自作マイターゲージのスリット間隔は1.5mm、ノコの刃厚が1mmなので、最大で0.5mmのブレがでますが、あとでペーパーで処理することにします。

一本切ってみたところです↓ずいぶんカワいくなりました(^‐^)

桔梗 天板カット後! 1

そして二本とも加工完了!↓

桔梗 天板カット後! 2

切る作業よりも、マイターボックス作りのほうがはるかに時間がかかりますね。

でも物づくりでは、たいてい肝心の作業に比べて「下準備」にほとんどの時間を費やしたりします。

逆に「下準備(ジグ製作などを含む)」にじっくりと時間をかけなければ思うものができないのが現実ですから…。

とりあえずここまではうまくいきました。

次回は天板の取り付けを行いますが、まだまだ難関はあります(^^;) どうぞお楽しみに!

桔梗製作記 天板の斜め切り! 中編

.26 2009 「桔梗」製作記 comment(0) trackback(0)
手引きノコで正確な角度に切りたいときはどうすればいいか。

45度に切るための「マイターゲージ(角度ジグ?)」というものはよく見かけますね。

アルミなどの金属でできていて、ノコ刃が正確に45度に保たれるような溝がはいっているアレです。

「これと同じようなもんを作ればいい!」と思いつきました(^〇^)

桔梗の天板は、水平に対して37.5度の傾斜をつけて設計しています。

ということは垂直に対して37.5度の溝をつけた箱状のものをつくって、エンクロージャを寝かせた状態でその中につっこんで切ってやればいいということになります。

まず、ゲージの底板となる部分に37.5度の角度に切り落とした側板をたてます↓

桔梗 角度ゲージ 1

側板を補強するための板(三角形の板です)も、エンクロージャを入れたときに当たらないような大きさにしておきます。

桔梗 角度ゲージ 2

天板をつけるとグッとしっかりしてきます(^‐^)
このときの補強板もエンクロージャに当たらないように形と大きさに気をつけて!

ところで天板は溝で二つに分断されていますね。

このままではグラグラするので、ノコ刃の高さ分、上に逃げた形状の板をつくって二枚の天板をつないでみました。

さらに、溝の部分にはアルミのアングル(ホームセンターで手に入ります)を貼り付けてノコ刃のガイドになるようにして、溝の幅を1.5mmに保つようにしてあります。

試しにエンクロージャをつっこんでみましたが、いい感じです(^‐^)

なんかCTスキャンみたいですね。

桔梗 角度ゲージ 3

あとは、エンクロージャの位置決めのためのストッパーとなる板を底板に貼り付けてできあがりです。

桔梗 角度ゲージ 4

あとはただ切るのみです。

はたしてうまく切れるのか!!

切断の様子は次回でご紹介します!(^‐^)
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