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国際鉄道模型コンベンション 展示物紹介 アクリル機関車編! その2

.01 2009 アクリル機関車 comment(2) trackback(0)
今回はアクリル機関車の細部をご紹介します。

アクリル機関車 煙突
↑煙突部分のアップです。

アクリル機関車は、それぞれのパーツを「ムク(かたまり)」で作り、それらを「つなぎ合わせる」ことによって最終的に「ひとつのムクのかたまり」に仕上げるようにしたいと思っていました。

そこで悩んだのが煙突です。

煙突は当然ですが上面に穴がありますね。

そのまま正直にパイプ状にしてしまうと見栄えがよろしくないですし、ムクにもなりません。

ということで思い切って煙突も「ムク」でいくことにしました。

かつての「金属製モデルガンの銃口」みたいですね(^^;)

アクリル機関車 蒸気溜

↑砂箱や蒸気溜といった「ドーム状」のものは、旋盤で削りだして鉄工ヤスリと耐水ペーパーで形を仕上げました。

ボイラとの接合は、ボイラ側に穴をあけて差し込んだのではなく、砂箱や蒸気溜の下部分をボイラのアールにピッタリ合うように削って接着してあります。

アクリル機関車 運転室前面

↑発電機や安全弁といった小さい部品も、雰囲気を高めるためには欠かせません。

そして、運転席前窓のヒサシは「曲げ加工」ではなくて、アクリルのムクからの削りだしで作りました。

アクリル機関車 クロスヘッド付近

↑この機関車の一番のみどころ、メカニカルなシリンダー周り…なんですが、透明なのであまりよくわかりませんね(^^;)

さらに動輪の下あたりのレールには「継ぎ目」をつくってみました。

実物同様、レール同士をボルトつないである様子も再現したんですが、これも言われないとわかりませんかね。

アクリル機関車 従台車付近

↑従台車まわりもパイピングなんかもあってけっこうメカニカルなんですが…よくわかりません。

アクリル機関車 連結器付近

↑連結器も複雑な形を苦労して作ったのに…あまりよくわかりません(‐‐;)

アクリル機関車 レール

↑レールと枕木には実物と同じように「犬釘」が打ってあります(全部で88本!)

これはパッと見てもよくわかるんですが、たいていの方は機関車のほうをご覧になるので気づいていただけなかったようです(^‐^;)

すべてのパーツはコンパウンドで透明になるまで仕上げてから、接着組立を行っています。

接着剤自体が硬化後にアクリルになるという、特殊なものをつかっていますので、接着面がほとんどわかりません。

今回の製作で、「透明というのは以外とディティールがわからなくなる」ということがわかりました(;^^)

まあ、肉眼で見るともう少しディティールがわかるんですが、なかなか見た通りに写真に撮るのはむずかしいですね。

アクリル機関車 照明ステー取り外し

↑照明用のステーはご覧の通り、簡単にはずれます。

ステーの材料は、近所のホームセンターで買ってきたアルミのチャンネル(溝型)と丸棒、丸パイプです。

チャンネル内にLEDを仕込んでスズメッキ線(一部エナメル線)で配線しています。

アルミのチャンネルは電気を通しそうですが、表面加工がされているため(何の加工かは知りませんが)電気は通しません。

なので、スズメッキ線をむき出しで配線しても大丈夫みたいです。

アクリル機関車 台の裏

↑ケースの台を裏からみたところです。

台は「パイン集成材」の板の上面と側面に、ミラーのアクリル板を両面テープで貼り付けました。

台の裏側にあるアクリル部品は機関車を台に固定するためのもので、機関車の前後2カ所にあります。

固定具は3本のネジを円盤状のアクリルに環状に取り付けた構造で、それぞれのネジを独立調整することによって固定具の方向、傾き、力をコントロールし、割れやすく不安定なアクリル機関車でもガタつきなくしっかりと固定することができました。

アクリル機関車 暗闇で光る!

↑最後は真っ暗な部屋で照明を付けた様子です。

照明には「高輝度白色LED」を50個使っています。

なんとも妖艶でいい感じです!(^‐^)

次回は新作の「ペーパー機関車8630号機」をご紹介します!
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国際鉄道模型コンベンション 展示物紹介 アクリル機関車編! その1

.27 2009 アクリル機関車 comment(1) trackback(0)
とてもたくさんの方にご覧いただいた国際鉄道模型コンベンションでの展示でしたが、会場ではゆっくりとご覧いただけなかった方も多かったと思います。

そこで!各展示物を詳しくレポート?させていただこうと思います(^‐^)

初回は「アクリル機関車」↓です。

アクリル機関車 1

これは、そもそも「第20回ハンズ大賞」に応募するために3年以上前に作ったものです。

一昨年の国際鉄道模型コンベンション2007ではクリニックだけの参加で、MP(モデラーズパフォーマンス)出展はしていなかったのですが、なんと!JAMスタッフさんのご好意で、JAM事務局のテーブルに飾らせていただきました!

そして昨年の国際鉄道模型コンベンション2008では、はじめてMP出展させていただき、このときにはこのアクリル機関車をメインに展示させていただきました。

今回お越しいただいた方の中には「これ、去年も見たよ」と覚えていらっしゃる方がけっこうおられて、すごく嬉しかったです(^〇^)

機関車のモデルは「C11形 3次型」です。

当初は「C10(C11に似ているので…)」のアリイ製のプラモデル(50分の1)を採寸して大まかな設計図を作ってから、あとで実車を取材して大改造し、その後入手した図面を参照して「C11」の図面として完成させました(^^;)

図面を描いている途中で、プラモデルと同じ50分の1で作ろうとすると、材料の厚さが不都合なことに気づきました。

入手しやすいアクリル板(ホームセンターでも手に入るもの)の厚さは2mm、3mmといったものになりますが、50分の1で作るとなると、それよりも薄いものが大量に必要になります。

薄いアクリル板もネットなどで入手できますが、概して割高で、接着の難易度も高くなるのです。

そこで50分の1の図面を単純に1.5倍しました。
こうすることで、2mm厚の板が使える部分が多くなります(^‐^)

その結果、スケールを計算すると33.333…分の1という、へんてこな物になってしまいましたが、作りやすさを最優先したかったのであえてこれで製作することにしました。

C11 150 側面図
(これは配管の図面です。実車を取材してきて描いています)

当時はまだ「CADソフト」を持っていなかったので、この図面↑は「イラストレーター」というソフトで描いています。

便利なCADを使うようになってからは「イラストレーターでよくここまで描いたなぁ(^^;)」と自分で感心したりしてますが…。

実車の取材は、最寄りの保存機を探しながら行いました。

まずは甲子園球場の裏にある「月見里公園」内のC11 311(4次型)↓

C11 月見里公園 その1

この機関車、網で囲いがしてあって近づけませんので、網の間から主に車輪周りと配管を取材させていただきました。

砂箱が角形なので、おそらく「戦時中モデル」だと思います。

そして、堺にある「焼き肉のはや」の店頭にあるC11 218(3次型)↓

C11 はや その1

こちらの機関車は、お店の方の許可を得て取材させていただきました。(^‐^)

機関車のすぐ近くまでいけるので、部品の採寸にとても役立ちました。

もちろん梅小路のC11 64(2次型)↓も取材しています。

C11 梅小路 その1

アクリル機関車は、これらの取材をごちゃまぜにしてディティールアップしているので、現実には「存在しない」ものになっているはずです。

そこで、ナンバープレートは「C11 176(3次型)」としました。

176号機は私が入手してきた写真の中にはなく、実車も残っていないことから、「どんな仕様だったか誰もわからないかな?」というのがその理由です(^‐^;)

あと、私の誕生日が6月17日なので…(コラ!)

次回からはアクリル機関車の細部をご紹介していきます!(^〇^)
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