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鈴木さん宅訪問記 「AICC-CR型 と CBS-CR型」 

.14 2010 試聴会 comment(4) trackback(0)
MCAP-CR型システムを考案された鈴木さんが、こんどはMCAP-CR型の発展型のシステムを2種類試作されました。
「AICC-CR型」 と呼ばれるものと、「CBS-CR型」 と呼ばれる二種類です。

私のヘタな説明よりも、詳しくは鈴木さんのホームページをご覧ください(^‐^)

今回は比較試聴ができるようにと、MCAP-CR型、AICC-CR型、CBS-CR型の3種類を、外観寸法をすべて同じにして作られました。

私のように設計を途中でどんどん変更してしまう(変更せざるを得ない?(^^;)のではなく、ちゃんとはじめから全てを計算しつくして作られているのです!
構造が違うものを全く同じ外観に仕上げるなんて…これはすごいことですよ。

ちょうど2月7日には東京にいたので、空き時間を利用して鈴木さん宅で試聴させていただくことが出来ました\(^〇^)/
寒い中、お迎えとお見送りどうもありがとうございましたm(_ _)m

で、お作りになった 「三兄弟」 がこれです ↓

鈴木さんの三兄弟

ごらんの通り、みごとに同じですね。
製作者の鈴木さんご自身でさえ、パッと見ただけではわからないそうです(^‐^;)

デザインも見事ですね。
主材料にシナアピトン合板を使われているのですが、通常の組立て方ではシマシマの木口が見えてしまいます。
鈴木さんはより美しく仕上げるためにわざわざ木口を隠すための部材を別に用意して、木口の部分に貼り込んでおられます。
それがちょうど 「枠」 のような感じに仕上がっていて、写真のように美しいデザインになっています。
こんなシャレたデザイン、市販品ではなかなかお目にかかれませんね。

スピーカーユニットはtangbandの8cmフルレンジ (W3-881SJ) が使われています。
型番は違いますが、同じポリプロピレンのコーンを持つユニット (W3-582SC) を私も使っていましたので、その自然な音色は知っています(^‐^)

そして試聴です。
外観は全く同じなので、あえてどのタイプのシステムかわからない状態で試聴してみました。
これが本当のブラインドテストですね(^‐^)

音楽は私がお持ちしたCDを中心に聴かせていただきました。

まずは音の傾向を見るために、室内楽を聴きました。
ヨーヨーマ (チェロ) の参加したヴィバルディ作品集の同じ曲で、全タイプを聴き比べします。

パッと聴いた感じではほとんど違いはわかりませんでした。
曲やジャンルを変えて聴いていくと、ようやくその違いがわかる程度の差です。

結論から言いますと、私には AICC-CR型 がいちばん自然にきこえました。
音のつながりがなめらかで、不自然な感じがしません。

音場も AICC-CR型 がいちばん生々しい感じです。
これはJAZZ(ザ.グレートジャズトリオ)のライブ録音ではよくわかりました。
バスドラのアタック音が明瞭で、スピード感もあります。

鈴木さんのお話では、この AICC-CR型 は、製作時に片方の組立を間違えられたとのことで、左右の中身はちょっと違うそうです。
このことがどう音に影響したのかは全くわかりませんが…。
このあたりは鈴木さんの今後の研究に期待しましょう(^^;)

音はどのタイプも見た目からは想像できないほど豊かな低域を再生してしまいます。
すべてのタイプが低域補完能力に優れていることは間違いありません。

音域に対する不満がほとんどないので、逆にユニット自体が持つの表現の甘さ(音色表現のあいまいさ?)が気になってしまいました。
でもこれはユニットの口径やキャラクターからくる問題で、多自由度バスレフの問題ではありませんね。

試聴の途中で、鈴木さんがおもむろにこんなもん ↓ を持ってこられました。

紫水晶

ひとやま?500円で売っていたという紫水晶のようなきれいな石です。
これをスピーカーシステムのインシュレータの下に挟み込んでみました。

今まで黒檀や金属で実験したことはありましたが、水晶?ははじめてでした。
音はかなり変化して、クッキリスッキリ、霧が晴れたような感じになりました!
これは今後のおもしろい実験課題になりますね。

ほんと、スピーカーはどこをどういじっても音がかわるのでおもしろいです。

2時間ちょっとという短時間だったので、正直もうちょっと聴き込んでみたかったというのはありますが、たいへん楽しく有意義な時間を過ごさせていただきました(^‐^)

鈴木さん、そして奥様、いろいろとどうもありがとうございました!<(_ _)>
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忘年会二次会!

.13 2010 試聴会 comment(0) trackback(0)
昼間、車で広島市内を走り回っていたときにしょっちゅう遭遇していたもの。
それは 「路面電車」 です(^‐^)
昔ながらのタイプから、見かけ上?5両編成に見える最新型の車両まで、数種類の電車が走っています。

広島路面電車 最新型

けっこう便数も多いようで、駅では次の電車が数十メートル後に順番待ちをしていたりします。

忘年会では 「飲む」 ことが大前提ですね。
なので、行きはタクシー、帰りは路面電車で帰りました(^‐^)

↓ 忘年会会場の近く、「宇品5丁目」 の駅です。

宇品5丁目

ちょうどやってきたのが、私の乗ってみたかった 「見かけ5両編成」 の最新タイプ!

この車両、1,3.5両目にのみ車輪がついていて、2,4両目はなんと宙に浮いています\(゜〇゜;)/

線路はもともと一両用につくられていて、急カーブもけっこうたくさんあります。
そこをうまく5両編成でも通過できるように、こんな構造になっているんでしょうね。

車内は快適そのもので、内装の感じは電車というよりはバスに近いですね。

広島路面電車 車内

路面電車でホテルのすぐ近くまで帰ってきましたが、そのまま部屋に戻るにはちょっと飲み足りない?(^‐^;)
そこで、ホテルの道向かいにある、民芸茶屋 「えとう」 さんへGO!

「えとう」さん 店内

店内はオシャレな雰囲気 ↑ で、お酒も豊富です。
広島はお酒(清酒)がおいしいですね。
甘党の私にピッタリなお酒がたくさんあって最高です(^‐^)

料理もおかみさん(江藤さん)の手作りで、すごくおいしい!
メニューに 「馬刺」 があったのには驚きました。
もちろんいただきましたよ。
口の中でとろけていくようなあの感覚!久しぶりですね。

お店に行ったのが遅い時間だったので、他のお客さんも帰られたあとでした。
で、江藤さんも客席に来られて、嫁さん、私の3人で 「忘年会パート2」 みたいになって盛り上がりました(^〇^)
閉店時間をかなりオーバーしてしまいましたが、思いがけない忘年会になってほんとうに楽しかったです。

江藤さん、どうもありがとうございました<(_ _)>_(._.)_
広島に行くときは、またおいしいもん食べにいきますね\(^〇^)(^o^)/

「えとう」さん 表

★民芸茶屋 えとう★

●住所 : 広島市中区銀山町2-10 ライオンズマンション1F (広島セントラルホテルの斜め道向かいです)
●営業時間 : 11:30~14:00 ランチタイム
         14:00~23:00 居酒屋タイム
        (土日祝は14:00~22:00)

広島オメガの会 60回例会参加記! 「バンビーノはどうやったん?」編

.13 2010 試聴会 comment(4) trackback(0)
オメガの会コンテスト エントリーナンバー二番 参考出品 作品名 「バンビーノ」

10cmフルレンジの作品のなかに、突如30cmフルレンジが現れました(^^;)
審査員の方々も勘が狂ったのではないかと思います。

ガタイがでかいので、みなさんに手伝ってもらってのセッティングでした。
お手伝いいただいた方々、どうもありがとうございました<(_ _)>

オメガの会 BB組立

●バンビーノは 「多自由度バスレフ(MCAP-CR)という方式のエンクロージャであること。
●バスレフダクトは4本で共振周波数も4つあること。
●上にのっけた反響板で、高域の量感を調整していること。
●「バンビーノ」 の名前は 「SICA」 というイタリアのメーカーのユニットを使っているから、「SICA(シカ?)といえば→バンビ? イタリアといえば→イタリアーノ?カプチーノ? で バンビーノ?…バンザイ!\(^〇^)/」 という単なるダジャレであること、などを説明させていただきました(^‐^;)

オメガの会 BBと私

そして音だしです。

3曲の課題曲はなんとかこなし、自由曲も1曲演奏させていただきました。
自由曲に選んだのは、大阪フィルの 「ブルックナー 交響曲8番 第4楽章」 です。

で、音はどうだったのか。

私がどうこう言うよりも、みなさんに審査していただいたものを公開することにしますね(^^;)

審査は点数制で

●音質    10点満点
●デザイン  5点満点
●コンセプト 5点満点
 合計    20点満点

で評価されます。
点数以外に、審査員が感じたことなどを自由に書くコメント欄もあります。

審査員は12名で、匿名での投票なので誰が書かれた評価なのかはわからないようになっています。
もちろん、出品者は審査員には含まれていません。

それではいってみましょうか!

【審査員Aさん】
●音質 9点 ●デザイン 5点 ●コンセプト 4点 ★合計18点
〈コメント〉
豊かな低域(ボリュームは控えめだが)アンビエンス 空間感は上 ステレオ感も上 高級感がある。
塗装をすれば、みがけばもっとしっとりとした音がでる(現状ではすこしがさついたとこがある)
自由曲ではホルンの中音がザラザラしている。原因不明

【審査員Bさん】
●音質 10点 ●デザイン 5点 ●コンセプト 4点 ★合計19点
〈コメント〉
なし

【審査員Cさん】
●音質 7点 ●デザイン 3点 ●コンセプト 5点 ★合計15点
〈コメント〉
97(Hz) ←1.25→ 77(Hz) ←1.4→ 55(Hz) ←1.45→ 38(Hz) 普段のDBならこの係数のつけ方は逆だと思う
SPLが高いシチュエーションが良いのでは?
イムジン河の再生がものすごく良い。
全体的にvocalが引っこみがち。←バスレフダクトの干渉があるかも…
大口径フルレンジユニットは、スルーで使うのは勿体ない。
高域をぱっとさせるような対策を講じるとより気持ち良い音になると思う。
また微小表現を改善できればと思う。
オケは大口径が良いですね。圧巻

【審査員Dさん】
●音質 7点 ●デザイン 5点 ●コンセプト 5点 ★合計17点
〈コメント〉
五角形のつぎ合わせが見事です。
ひかえ目な低音がgoodです。
口径の割には、中音の甘さがないように感じました→ボーカルがやややせて感じました。もう少しふくよかでもいいと思います。
第一の空気室に対し、SPの口径が大きすぎるのかも知れませんね。
部屋がちがうとまたちがうかも知れませんね。

【審査員Eさん】
●音質 9点 ●デザイン 4.5点 ●コンセプト 4点 ★合計17.5点
〈コメント〉
なし

【審査員Fさん】
●音質 8点 ●デザイン 3点 ●コンセプト 4点 ★合計15点
〈コメント〉
中高域にやや乾いた印象の帯域を感じますが、バランスが良く、押し出しも良い。
大口径の欠点を感じないまとまりの良さを感じる

【審査員Gさん】
●音質 7点 ●デザイン 4点 ●コンセプト 5点 ★合計16点
〈コメント〉
低音はすごいけど、逆に高音が弱いのでツィータ等で補えばもっと良くなると思います。

【審査員Hさん】
●音質 8点 ●デザイン 2点 ●コンセプト 5点 ★合計15点
〈コメント〉
超高域が小さすぎる!ツィーターつけようぜ!!
低域~高域はばっちりです。
丁度良いのでここちよくきくことができました。
多角形で良いデザインですが、上の板がビミョウかも…。
でもコンセプトいいです。

【審査員Iさん】
●音質 7点 ●デザイン 4点 ●コンセプト 5点 ★合計16点
〈コメント〉
Lowもう少し高いほうがいい、不足。
フルレンジ1発ではもったいない。ツイーター追加?

【審査員Jさん】
●音質 7点 ●デザイン 3点 ●コンセプト 2点 ★合計12点
〈コメント〉
なし

【審査員Kさん】
●音質 7点 ●デザイン 3点 ●コンセプト 4点 ★合計14点
〈コメント〉
なし

【審査員Lさん】
●音質 9点 ●デザイン 3点 ●コンセプト 4点 ★合計16点
〈コメント〉
音がソフトで耳あたりがよい。
高音がキンキンしてなくてききやすい。
持ちこみのCDの音楽は始めぶぶん迫力うすかった。

以上です…。

規格外の出品にもかかわらず、ていねいに審査いただいたみなさんに感謝いたします。
どうもありがとうございました<(_ _)><(_ _)><(_ _)>

以下、各審査員さんへのレスを書かせていただきました(^‐^)

《審査員Aさんへ》
コメントどうもありがとうございます。
今回は塗装が間に合わず、たいへん失礼な状態で出品してしまい申し訳ありません。
最終的にはカシュー塗料の拭き塗りで仕上げたいと思っています。
それにより、ご指摘箇所が改善されればいいのですが…。
ホルンの音については当初ユニットのダンパー音かと思っていましたが、そうではないようです。
原因はまだわかりません。

《審査員Bさんへ》
ほぼ満点をつけてくださったのはあなただけです(^^;)
どうもありがとうございます。

《審査員Cさんへ》
ダブルバスレフの共振周波数の分散についてアドバイスどうもありがとうございます。
通常は間隔が逆なんですね。不勉強で知りませんでした。今後に役立てます。
ダクトの干渉の件も、もっと気を付けて聴き込んでみたいと思います。
高域の問題はみなさんおっしゃいますね(^^;)
ツイーター追加の検討中です。
微小表現については、エンクロージャの背圧も関係しているかもしれませんので実験していきたいと思います。

《審査員Dさんへ》
コメントどうもありがとうございます。
中音域のツヤについては塗装で多少改善できるかも…と期待はしてるんですが。
またツイータの追加も考えていますので、そのあたりでうまくいけばとも思います。
第一空気室の容量については私もまだまだ実験中で、わからないことだらけです(^^;)
いろいろとやってみるしかないみたいですね。

《審査員Eさんへ》
デザイン4.5点という細かい採点ありがとうございます。
あのデザインは好き嫌いが分かれるのでしょうね。
もちろん私は好きですよ(^‐^)

《審査員Fさんへ》
コメントどうもありがとうございます。
乾いた帯域というのは的確な表現ですね。
「がさついている」「甘さがない」と表現された方もおられます。
おそらく同じ感じを言っておられると思います。
塗装とツイータで改善をめざしたいところです。

《審査員Gさんへ》
コメントどうもありがとうございます。
端的なご指摘、そのとおりだと思います。
ツイーターの追加で改善を目指してみますね。

《審査員Hさんへ》
コメントどうもありがとうございます。
ツイーターはやはり必要ですね。ツイーターつけたるで!
反響板はビミョウですか…(-_-;) おそらく「見た目が」ビミョウなんでしょうね。
でも、効果はけっこうあるんですよ、コレが…。
とか言わずにもうすこしカッコイイ方法を考えてみます。
ご指摘ありがとうございます。

《審査員Iさんへ》
コメントどうもありがとうございます。
低域の不足感はよくわかります。
音が「太くない」ですもんね(^^;)
自然な感じで量感のある低域をめざして現在、振動板面積をふやす実験(ユニットを追加する実験)も始めています。
うまくいけばいいんですが…。
あとツイ-ターは絶対つけますね!

《審査員Jさんへ》
デザイン、コンセプトともに評価いただけませんでしたね(^^;)
どちらも理由はよくわかります。
コンセプトもよく説明できず、わかりずらかったと思います。
ちゃんと説明書類も出せるよう、次回から気を付けますね。
デザインは…ね。どうしましょう。

《審査員Kさんへ》
やはりデザインがネックですか…(-_-;)
ビミョウな反響板がもっとマシなら、よかったのかなぁ。
そんな問題でもないですかね。

《審査員Lさんへ》
コメントどうもありがとうございます。
ご指摘のように、特に自由曲は冒頭部分の音量が足りませんでしたね。
ユニットの能率が高いので、意識して音量絞りすぎました(^^;)
音量で音の印象もずいぶんかわると思いますので、今後は気を付けたいと思います。
アドバイスありがとうございます。

12名もの方に審査いただいたので、バンビーノの欠点が浮き彫りになりました。
これで次に進めますね。

次回、バンビーノがみなさんのお目にかかるときには生まれ変わっていると思います(^‐^)
参加させていただきまして本当にありがとうございました。<(_ _)>m(_ _)m<(_ _)>m(_ _)m

さて、こういうイベントでのもうひとつの楽しみといえば…!

ジャジャ~ン! そのあとの 「打ち上げ」 です\(^〇^)/

今回もオメガの会の忘年会に参加させていただきました!
なんと、焼き肉食べ放題です。(お酒、ビ~ルは別料金っ!)

オメガの会 忘年会

参加者のみなさん、おつかれさまでした!(^‐^)

広島最高っ!
オメガの会よ、永遠なれ!

【写真は、写っている方の了承を得て掲載しています(^‐^)】

広島オメガの会 60回例会参加記! その3

.12 2010 試聴会 comment(0) trackback(0)
コンテスト後半がスタートする前の休憩時間に、MMさんのもう一つの作品のデモ演奏がおこなわれました。

オメガの会 かぐやミニ

コンテスト出品作品よりも短い竹をつかったシステムで、上部のディフェーザはありません。
ユニットはTangBand製の8cmフルレンジが装着されていました。

流した曲は、私が持っていった菊丘ひろみさんのボサノバボーカルアルバム 「Linda Flor」。

反射用のディフェーザがないので高域はやわらかめの音ですが、中音域が充実していて意外にも 「太め」 の音ですね。
音が 「部屋に響く」 感じがBGMには良かったと思います(^‐^)


コンテスト後半はエントリーナンバー六番目のFさんから。
「f(エフ) タイプ1 103E プロト」という作品です。

オメガの会 Fさん

デザインも面白くて(なんか生き物的で)、ちっちゃくて、私もすごく気になっていた作品です。

通常のスピーカーシステムのように、エンクロージャの音響機能(バックロードとかバスレフ)で音域(主に低域)補正をするのではなく、電気的にユニットのf0(エフゼロ)をコントロールして、ユニットの振動板からフラットな音を出すように設計されたシステムだそうです。

バックキャビティ(エンクロージャ)にはウレタンスポンジが入れられていて、ユニットの機械的なf0を制御するようになっていました。

音は、見た目から想像するよりもはるかに豊かでフラットです。
豊かな低域を振動板だけで出しているので、振動板が前後にはげしく動いているのがよくわかります。

構造上、大音量は出せないとのことですが、ふつうの家庭で使う分には全く問題ないと感じました。

でも電気的な回路でこういうことができるんですね!良い勉強になりました(^‐^)


七番目はKさんの作品 「K-65」 です。

オメガの会 Kさん

Kさんとは以前、STEREO誌の自作スピーカーコンテストの審査会場でお話させていただいたことがあります(^‐^)
このときは 「歴代グランプリ受賞者の新作を聴く」 というコンセプトで参加されていました。

そのとき発表されたのは和太鼓のフォルムをもつシステム 「K-62 祭鼓」 で、10cmウーファ2発でものすごい低音を出しておられたのを覚えています。

で、今回のシステムはダブルバスレフです。

デザインから塗装までKさんらしく精緻に仕上げられていて、このまま製品として売り出せそうな完成度でした。
Kさんのお話によれば、完成時には想定したほど低音が出ずPST回路(中高域減衰回路)を組み込まれたということでした。

音が出たとたん、STEREO誌のコンテスト会場で鳴り響いたKさんの 「K-62 祭鼓」 を思い出しました!
低音の量感はコンテスト作品の中でも最高クラスです。

エンクロージャの作り方によっては、ここまでの音になるんやなぁという驚きでした。


八番目はMKさんの 「原点回帰 なんちゃって」 という作品です。

オメガの会 MKさん


MKさんは私が以前ブログでもご紹介させていただいた 「五稜」 というダブルバスレフシステムの 「名器」 を設計された方でもあり、今回もお得意のダブルバスレフ方式の作品です。

MKさんが得意とされるダブルバスレフですが、正式?には 「逆ダブルバスレフ」 と呼ばれているものです。

通常のダブルバスレフは、内側のダクトの共振周波数を外側のダクトのそれよりも高く設計するのですが、逆ダブルバスレフはその逆で、内側のダクトの共振周波数を外側よりも低く設計します。

逆ダブルバスレフのすばらしい効果は 「五稜」 で確認済みなので、実は私のバンビーノにもこの方式を取り入れてあったりします。余談ですが…(^‐^)

音はダブルバスレフの先入観?とはちょっと違う、誇張感のない素直なもので、MKさんの 「スムースな音のつながりを重視した」 というねらい通りのものでした。

どんな方式のエンクロージャであっても、最終的な音は製作者のねらい通りになっていくんやなぁと、改めて実感しましたね。


九番目は豊田高専放送研究部の現役部員さん達の 「くるくる」 という作品です。

オメガの会 くるくる

作品の見た目?とネーミングからわかるように、スパイラルホーンのシステムです。
色も落ち着いたパステルブルーでいい感じですね(^‐^)

空気室は約1.8リットル、音道は2.24メートルあるそうです。

バッフルと裏板は12mm厚の板を二枚重ねにした堅牢仕様。
これだけバッフルの面積があれば、ホーンからの低域とのつながりはスムースになりそうです。

音はスムースそのもので、高域から低域までグラデーションでつながっている感じというんでしょうか、帯域バランスが非常にいいですね。
低域も必要十分な感じで、私的にはかなり気に入った音でした(^‐^)


そして十番目はOさんの 「シャイツ」 という作品です。

オメガの会 Oさん 

立方体のかわいいルックスですが、構造はバックロードホーンです。

ホーン幅がひろいので、開口部面積も大きめです。
焦げ茶色の仕上げがホワイトコーンをよく引き立てていて、落ち着いた中にもデザイン的な良さを感じます。

音は誇張感のない自然な感じです。

高域から低域まで帯域のグラデーションがなめらかで、バランスがとても良いと感じました。

ホーン開口部から出てくる中域がうまくミックスされて、音が痩せることがないですね。
音の鮮度も高いです。

この作品も、私的には好きな音ですね(^‐^)


さあ、これでエントリー者全員の演技?が終了しました。
みなさん、どうもお疲れさまでした<(_ _)><(_ _)><(_ _)>

審査の結果、エントリーナンバー1のIさんの作品 「RF275 アスナロ」 が見事グランプリを受賞されました!
Iさん、おめでとうございます!!\(^〇^)/\(^〇^)/\(^〇^)/\(^〇^)/\(^〇^)/\(^〇^)/\(^〇^)/\(^〇^)/\(^〇^)/



次回はいよいよバンビーノのご報告をしなければなりませんね…(^‐^;)

バンビーノは参考出品という形で出させていただいたので順位はいただけませんでしたが、コンテストと全く同じ採点基準で審査はしていただきました。

それをつつみ隠さず発表したいと思います(^^;) おたのしみに!

【なお、写真は写っておられる方の了承を得て掲載しております(^‐^)】

広島オメガの会 60回例会参加記! その2

.09 2010 試聴会 comment(4) trackback(0)
広島オメガの会 60回例会レポート! 

それでは 「スピーカーコンテスト」 の様子をご紹介します。

一番はじめは Iさんの作品 「RF275 アスナロ」です。

オメガの会 アスナロ

一見してデザインのかっこよさが光る作品です。

黒い本体に白いユニット、天然木のサイドボードが美しいですね。
45度回転させてマウントされたユニットにもデザインへのこだわりが感じられました。

「ダブルエアスペース バックロードホーン」と名付けられたこのシステムは、ユニット背後の空気室を二段構えにすることで、ホーンからの中高域のもれを軽減するアイディアが取り入れられています。

ユニットのフレームはエポキシパテで強化されていて、同時に背面に抜ける音の流れを整流するような形状に加工されています。
マグネット部分には鉛インゴット800グラムも装着されているそうです。

音が出たとたん、その低域の量感におどろきました!

Iさんのねらいどおり、ホーン開口部からの 「中高域のもれ」 は感じられません。

躍動感があって生き生きとした音色です。
ユニットの口径を感じさせないスケール感がありました。


そして二番目は私のバンビーノなのですが、これは後回しにしましょう(^‐^;)


三番目は、オメガの会会長さんでもある Sさんの作品 「迷窄Ι」です。

オメガの会 迷窄

バスレフのようにも見えますが、内部は 「音響迷路」 のような構造になっています。

音道の折り返し部分では 「いったん音道の断面積を絞って再び広げる」 という構造だそうです。
見えている開口部分も、半分以上が板で仕切って絞られています。

Sさんのお話では、音の流れを絞る部分があると低域を効率よく出しやすいそうで、バックロードのスロート、バスレフのダクトなどはその効果があるとのことでした。

音道を 「搾(絞)っている」 構造の 「(音響)迷路」 なので 「迷窄」というネーミングになったそうです。

音はパワフルな共鳴管といった感じで、Sさんのねらいどおり十分な低域を再生していました。

音道を何回も絞ってあるためか 「中高域のもれ」 もほとんどありません。
Iさんのアスナロ同様、スケール感のある迫力サウンドでした。


四番目はMMさんの作品です。

オメガの会 かぐや

直径20cmほどもある天然の竹を使ったシステムです。
こういう 「工芸品」 のようなデザインは好きですね(^‐^)
竹自体も入手しにくいものだそうで、そういう意味でも工芸品ですね。

ユニットは竹の上部に上向きに設置されていて、円錐形のディフェーザーで水平方向360度に音を拡散させる 「無指向性タイプ」 のシステムです。
今回はディフェーザーをすこし後ろにずらしてあって、前のほうに音がいきやすくなるよう調整されていました。

竹の節はすべて抜いてあり、たしか最下部にポートがあるバスレフタイプ(だったかな?)です。

音は無指向性独特の、自然で聴きやすい音です。
FE103ENも小口径なので普通に使ってもかなり指向性は広いんですが、無指向性にしてディフェーザーで拡散した音とはかなり感じが違いますね。

低域も良く出ていて、バランスも絶妙でした。


五番目はMZさんの作品です。

オメガの会 MZさん

バランスがよく可愛らしいデザインのシステムで、パッと見た目では 「密閉型?」 と思うエンクロージャです。
でもこの作品の特徴は 「サイドボード」 にあります。

サイドボードにはごく薄い(厚さ1ミリ)のシナ合板が張られていて、ユニットの背圧で容易に振動するように設計されているのです。
いわゆる 「楽器的」 な効果を期待したエンクロージャになるんでしょうか。

サイドボードには息抜き用の穴が開けてありました。

この作品の構造説明をお聞きしたとき、私はドキッとしました。

というのも、私のバンビーノにもこれと似た効果を期待した 「共鳴板」 が付いているからです。
まぁ、似たようなといっても私のはかなりいいかげんなものなので、同じ効果があるかどうかはわかりませんが…(^^;)

音は中域にエネルギー感があるさわやかな感じです。

音の重心は高めですが、浪々と鳴るので窮屈さは感じませんでした。
サイドボードの共鳴がうまく加味されているからかもしれませんね。


と、ここで一旦休憩にはいりました。

続きは次回にご紹介します。おたのしみに!(^‐^)

【なお、写真は写っておられる方の了解を得て掲載させていただいております(^‐^)】
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